トニー・スカール Tony Succar 特集 | ラテンポップなラテン音楽情報サイト GUIA DE MUSICA

2019年11月14日に行われた第20回ラテングラミー賞にてベスト・サルサ・アルバムと年間最優秀プロデューサーを受賞したペルー生まれのアーティストTony Succar特集です。

1986年、ペルーの首都リマ生まれ。本名Antonio Guillermo Succar Tayrako。父親はペルー人Antonio、母親は日系ペルー人Mimy (両親の名字はTayrakoとSakaguchi)。3人きょうだいの2番目で姉Claudiaと弟のKenyi (Kenji)がいる。2歳(3歳？)の時にアメリカのマイアミに移住。父方の曽祖父はメキシコの作曲家Lauro D. Uranga、父はピアニスト、母は歌手と音楽一家で3歳の時にペルーの楽器であるカホンを演奏し始める。13歳から両親のバンドMixturaで演奏。サッカーが得意で高校時代はプロのサッカー選手になりたかったようでフロリダ国際大学へ進む時にサッカーでの奨学金を希望したが願いが叶わず音楽の道へ進むことになったようです。

ミュージシャンとして彼の名が広く知られるようになったのは2015年に発売されたマイケル・ジャクソンの曲をラテン系にアレンジしカバーしたアルバムUnity: The Latin Tribute to Michael Jacksonでビルボードのトロピカル・アルバム・チャートではNO.1を獲得。

2019年に待望のオリジナル・アルバムMás de Míを発売。このアルバムは同年の第20回ラテングラミー賞にてベスト・サルサ・アルバムを受賞。また、プロデューサーとしてAmante Del Amor (Raul Stefano), El Alacrán (Eric Chacón & Tony Succar), El Ritmo De Mi Corazón (Gian Marco Featuring Grupo 5, Tony Succar), Imprevisto (Raices Jazz Orchestra, Pablo Gil & Tony Succar), Mas De Mi (Tony Succar), Tonada De Succar (Eric Chacón & Tony Succar), Vai La Vai La (Tony Succar Featuring Marcelo Amaro, Tuti & Nelson Arrieta)をプロデュースし年間最優秀プロデューサーも受賞。

※彼の母方の名字であるTayrako。この日本の名前のような、違うような名前が気になったので深く調べてみました。ペルーの日系ペルー人向けの雑誌Kaikanの中で母親の記事があるんですがMimi Tairakuになってます。雑誌のスペルミスかもしれませんが母方の両親の写真等を見ると普通の日本系の人のようなので本来の名前はTairaku又はTairakoあたりなのかもしれません。ちなみに和歌山県からペルーに移住したようです。

Kaikan 58

Perú Wakayama Kenjinkai celebró Shinnenkai 2015

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ディスコグラフィ

Más de Mí (2019)
Unity: The Latin Tribute To Michael Jackson (2015)
De One-Live Sessions Vol 1 (2012)
Live At The Wertheim Performing Arts Center (2010)
Tony Succar & Y El Groupo Mixtura – El Color Del Tambor (2007)